2003 年 11 月定例会 議員提出議案に対する質疑
2003-12-04 この記事を印刷
日本共産党の尾村利成でございます。
議員提出第17号議案「『イラク特措法』に基づくイラクへの自衛隊派遣に反対する意見書」案について質疑を行なわさせていただきます。
イラク特措法は、アメリカ、イギリス軍のイラク攻撃、そしてその後の米英軍による軍事占領を国連決議に基づくイラクの特別事態と規定をしております。そのことによって対応措置を行なう法律であります。すなわち国連憲章違反の無法なイラク攻撃と軍事占領を正当化し、現に戦闘が行なわれている地域、イラクに自衛隊を派遣する憲法に反する海外派兵法であります。
そこで、私2点お伺いをさせていただきます。
意見書の案では、イラク特措法に基づくイラクへの自衛隊派遣を見合わせるべきである、見合わせるとなっております。見合わせるということは、辞書を引きますと、実行するのをやめてしばらく様子をみる、言いかえれば場合によっては派遣もあり得るということを意味するようにとられます。そこで、見合わせるとはどういうことなのですか。具体的にお尋ねしたいと思います。
2点目は、このイラク特措法の法がいう非戦闘地域であるならば自衛隊の派兵を認めるということでございましょうか。
以上2点、提案者に質問をさせていただきます。