日本共産党の中国ブロックいっせい宣伝で、むらほえりこ衆院島根1区候補は19日、松江市で尾村利成県議、舟木健治、橘ふみ両市議と一緒に訴えました。
むらほ氏は「自民党政治のもとで暮らしの困難が続いているところに物価高騰が襲いかかっている」と指摘し、「党の経済再生プラン」の政治の責任での賃上げと待遇改善など三つの改革を紹介。「財界の目先の利益優先の政治のゆがみをもとから変える日本共産党を伸ばし、希望が持てる政治に転換しよう」と呼びかけました。
尾村県議は、原発を再稼働すれば核のごみが増え続け、再エネ普及の大きな障害にもなっているとして「島根原発2号機の再稼働はストップさせよう」と訴えました。
中国電力島根原発(島根県松江市)の30㌔圏にある自治体の首長や議員、住民団体の関係者たちでつくる島根原子力発電所周辺環境安全対策協議会が4日、松江市内で開かれました。会長の丸山達也知事のほか、県議、松江と出雲、安来、雲南の4市長(代理含む)、住民代表ら約50人が委員として出席。中国電が島根原発1号機廃止措置計画の変更や同2号機の安全対策工事等の状況などを説明しました。
日本共産党の尾村利成県議は「今回の計画変更は、使用済み核燃料の処理・処分ができないからだ」と述べ、六ケ所再処理工場(青森県)が2024年度上期には竣工すると強弁する中国電に対し「再処理技術は未完成であり、竣工しない時には説明責任を果たすべき」と強調。中国電が25年度以降の早期に実施を計画する2号機でのプルサーマル運転には反対するとし、住民へのプルサーマルへの説明をしっかり行うよう要求しました。
中国電・島根原子力本部の長谷川千晃本部長は「再処理やプルサーマルについて適宜、説明する」「廃炉作業は安全確保を最優先に行う」と答えました。
大国陽介県議は「核のごみの処理方法は未確立。原発は技術的に未完成だ」と強調しました。
「中国地方キャラバン」に取り組む日本共産党の大平よしのぶ衆院中国ブロック比例候補は最終日の1日、松江市内で終日行動しました。
午前中、第1回山陰高齢者大会に駆け付け、尾村利成県議とともに、中国電力島根原発の問題について話しました。
午後からは、むらほえりこ衆院島根1区候補らと市内3カ所でまちかど演説。大平氏は中国電力が山口県上関町に建設しようとしている中間貯蔵施設計画をストップさせようと強調。「原発回帰の岸田政権にノーの審判を下し、来年8月に中国電力がねらう島根原発2号機の再稼働を食い止めよう」と力説。1日からスタートしたインボイスを中止に追い込み、消費税減税でくらしを守ろうと訴えました。
むらほ氏は「次の世代に責任を負う者として、戦争する国づくりをストップさせたい」と決意を述べました。尾村県議、舟木健治市議が参加しました。
キャラバン最後の宣伝場所となったJR松江駅前には、後援会員や党員たちが駆け付け、プラスターを掲げながら賑やかに党の風を吹かせました。
日本共産党の尾村利成島根県議は22日の県議会で、中国電力が廃炉を進める島根原発1号機を巡り、使用済み核燃料の搬出完了時期を2029年度から35年度に延期した廃止措置計画や核燃料サイクルについて丸山達也知事をただしました。
尾村氏は「廃炉には賛成」とした上で、中国電の廃止措置計画は原発の廃炉・解体と同時に使用済み核燃料を再処理し、同2号機で危険なプルトニウムを燃やすプルサーマル運転を前提とする毒入り計画だと指摘。中国電が24年度上期(9月まで)には六ケ所再処理工場(青森県)が竣工し、35年度までに使用済み核燃料の搬出ができると強弁していることに対し、「再処理工場は事故・トラブルが続出し、完成時期が26回も延期され、再処理技術は未確立」と述べ、「中国電が稼働を強弁するのは来年8月に2号機を再稼働したいからだ」と指摘しました。
丸山知事は「国には再処理工場の竣工と稼働にしっかり取り組んでもらいたい」と答弁。核燃料サイクル推進の立場を取りました。
ガソリンや電気代など物価の高騰により中小企業、小規模事業者に深刻な影響が出ている問題で、島根県商工団体連合会は17日、県に対し、経営危機を打開し「営業と暮らしを守る」支援策を要望しました。
諸遊克巳会長、足立徹事務局長ら4氏が県庁を訪れ、▽事業者間の価格交渉(値上げ交渉)に対して公正な取引を行うよう周知徹底すること▽ガイドラインなどを示し、下請け事業者・取引で事業者にしわ寄せが行かないよう指導・監督すること▽消費税減税とインボイス中止を国に要望することなどを求めました。
諸遊会長は「あらゆる物が値上がりし、中小業者は経営困難に直面している」と強調し、10月からのインボイス導入は死活問題だと訴えました。
今口秀明・江津民商副会長(デザイン・イベント企画)は「ガソリン代は3年前に比べ45%増になっている。車を使っての商売で一日に200㌔程度走行しています。経費増大で経営は大変です」と窮状を訴えました。
県商工労働部の石橋睦郎参事は「厳しい経営環境にあると認識している。県内の実情を見ながら対応していきたい」と答えました。
日本共産党の尾村利成県議、むらほえりこ衆院島根1区候補、松江市議団が同席しました。
日本共産党の大平よしのぶ衆院中国ブロック比例候補は19日、松江、出雲の両市で街頭宣伝や集いなどに取り組みました。
松江市では、むらほえりこ衆院島根1区候補、尾村利成県議、市議団、上代善雄県委員長、岩田剛東部地区委員長と宣伝しました。
大平氏は、中国電力と関西電力が山口県上関町で共同開発をめざす原発の使用済み核燃料の中間貯蔵施設計画にふれ、「核のごみの処理方法は未確立で核燃料サイクルは破綻している。核のごみを増やす原発の再稼働は許さず、原発ゼロの松江、日本を一緒につくろう」と呼びかけました。
出雲市で大平氏は約20人が集った「真ん中世代の交流会」に参加。参加者は、マイナンバー問題や給食費無償化の署名活動、支部会議開催に向けた努力などについて交流し、「できることから一つひとつ始め、みんなと力を合わせて勝利を勝ち取りたい」と述べました。
後藤由美、吉井安見の両市議らと「まちかど演説」も行い、約30人の聴衆が駆けつけました。